甦る日本の固体ロケット「イプシロン」 [日経ビジネスONLINE]

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 しかしながらイプシロンの開発は予算不足のために、2段階開発を余儀なくされた。最初に、H-IIAM-Vの部品を最大限に流用して「EX」を開発する。続いて本来のイプシロンである「E1」を開発する。8月27日に打ち上げるのは「EX」である。

 EX は、H-IIA用搭載電子機器を流用しなければならないため、モバイル管制の実現は不可能と考えられた。しかし、機器の一部をモジュール化して交換するという手法を講じることで、モバイル管制を可能にした。

 「E1」は2017年の初打ち上げを予定している。打ち上げコストは、EXがM-Vのほぼ半額の38億円。E1は30億円以下を目指す。

開発期間の短さもありましたしね。今回の打ち上げが今後への大きな試金石。