イプシロン延期余波、肝付町は見学対策で追加予算 [読売]

 町役場には28日、「打ち上げはいつか」「抽選で当たった見学場の駐車許可証はどうなるのか」などと問い合わせの電話が殺到。職員は「許可証は予備日の9月末まで有効で再抽選は行わない」と伝えるなど、対応に追われた。

 町は打ち上げに備え、仮設トイレや大型モニター、テント、警備員の人件費などに500万円の予算を確保。当日はマイカー約3900台、約1万5000人が訪れ、ほとんどを使い切った。このため、改めて経費を計上する。

イプシロン打ち上げ中止で肝付町やきもき 対応に追われる [西日本新聞]

 打ち上げが中止された27日は、見物客約1万5千人、自家用車約3900台が町を訪れた。漁港に850台、小中学校に400台など臨時の駐車場を設けたが、打ち上げが新学期の始まる9月にずれ込むため、同課では「平日に校庭を使うのは難しい。週末は借りられるだろうが、行事や部活動に影響も出るので心苦しい」と言う。

 27日は、町職員も約半数にあたる130人が交通整理や救護班などに動員された。大きな混乱や事故はなかったというが、町では当日の見物客への対応などを検証しており、「万全の準備のためにも早く日程が決まってほしい」としている。

小さな町ですから受け入れ準備はかなり大変です。