次期大型基幹ロケットの開発費70億円…文科省 [読売]

 文部科学省は、来年度予算の概算要求に、次期大型基幹ロケットの開発費70億円を新たに盛り込むことを決めた。

 大型ロケットの新規開発は、1996年に始まったH2Aロケットの開発以来、18年ぶり。2020年の打ち上げを目指し、計約1900億円の開発費を投じる。

いよいよ「H-III(仮)」にまとまった予算が…付くのでしょうか。以前決まったのは「開発する」ということまでなので、どこまで機体のコンセプトが纏まってるかが肝心なんですよね。

 このほか、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機で、来年末の打ち上げを目指す「はやぶさ2」についても、追加の開発費として約126億円を盛り込む。

さらに「はやぶさ2」。2010年度〜2012年度までで163億円が投じられています。機体の開発が進みキャンペーンも行われちょっと忘れられがちではありますが、来年度予算で満額回答がこなければ打ち上げ費用含めた総事業費289億円に及びませんのでここが正念場です。まぁここまで来て削ってくるようなトンチンカンな措置は無いと思いたいですが…。