【レポート】イプシロン初号機の打ち上げが成功! - その名前に込められた意味も明らかに [マイナビ]

大塚さんの現地レポ完結編もアップされていますよ。

イプシロンのオプション形態では、最終段の液体エンジン「PBS」で第3段までの誤差を吸収できるため、±20km程度という高い精度で軌道投入できるのがウリの1つ。今回、わずか数kmという小さな誤差で衛星を投入できたことで、それを実証できた形だ。

ただ、今回は第3段までの固体ロケットも、精度は良かったようだ。公表された打ち上げシーケンスの速報値を見ると、PBSの燃焼時間のみ実測値との差が大きいが、この予測値はかなり以前の数値であり、打ち上げ直前の最終予測値とはほぼ同じだったとのこと。つまり、PBSによる大きな軌道修正は不要だったということだ。

元々精度が良すぎるというのも、PBSの試験としては悩ましいところですねw
また打ち上げ直後の射場も公開されたようです。イプシロンから設けられた煙道はしっかり機能したようですね。しかしその分、噴煙が直撃したフェンスの柱が溶融してしまっているというw