インドの火星探査機MOM、4回目の軌道上昇でつまずく [sorae.jp]

 ISROの発表はやや不明瞭であるが、おそらくは燃料タンクからスラスターへと繋がれている配管が2本あり、基本的にはそのうちの1本、すなわち主系だけで運用されるが、今回は試験を兼ねて主系と冗長系の両方の電磁バルブを開き、燃料をスラスターへ流したということであろう。スラスターへ流れる燃料の流量が増えると推力が増すが、実際ISROもそれを期待して実行したようだ。しかし本来ならこのような試験は地上で行うはずであり、なぜ運用中の探査機で、それも火星へ向けた軌道に乗るという、時間の制約もあるような重要な運用の最中に行ったのかは不明である。

火星、バルブ…うっ頭が…! とりあえず近日中に修正するそうですが、何もこんなクリティカルフェーズでそんなことせんでもw