裏側のデコボコもくっきり 「かぐや」測量の月球儀公開 [朝日]

 この地図は、地形の凹凸を赤色の濃淡で強調することで立体構造をわかりやすく表現した赤色立体地図。レーザーで測量したデータを用い、樹木の下に隠れた富士山の細かい地形や古墳の形状を描き出すのにも使われている。

 宇宙航空研究開発機構が2007年に打ち上げ、09年に月面に落下するまで観測を続けた「かぐや」が観測した10メートル四方ごとに高度を測定した地形データを活用し、国土地理院と、赤色立体地図を開発したアジア航測が協力して作成、国立天文台が解析した。赤が濃いほど、地形の凹凸が激しい。クレーターの縁にある岩石が溶けた痕跡や、クレーターが重なった状態などがはっきりわかる。

残念ながら自分のPCではOpenGL非対応のためブラウザでは閲覧できませんでしたが、KMZファイルをGoogleEarthで開くことでも閲覧できます。