SELENE
このたび新たに追加したのは、地形カメラ(TC: Terrain Camera)のデータから得られたプロダクトです。これで地形カメラのデータによる公開プロダクトは、「かぐや」公開プロダクト全体の80%以上ものデータ量を占めるに至りました。「かぐや」のデータはこ…
2009年6月11日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月周回衛星「かぐや」が、約1年半に渡るミッションを終え、月に落下した。「アポロ計画以降、最大の月探査」と銘打たれた「かぐや」は、科学面のみならず、美しい月や地球の映像により多くの人々の心に強い印…
九州大の高橋太准教授らの研究チームは、月面に局地的に残る磁場が、過去の月の大規模磁場の強さや方向などを記録していると考え、かぐやなどの観測データを詳しく解析。その結果、約40億年前には大規模磁場が存在し、現在の極地から約30〜45度緯度が…
この地図は、地形の凹凸を赤色の濃淡で強調することで立体構造をわかりやすく表現した赤色立体地図。レーザーで測量したデータを用い、樹木の下に隠れた富士山の細かい地形や古墳の形状を描き出すのにも使われている。 宇宙航空研究開発機構が2007年に打…
この10年間で月科学や月探査技術は、JAXAの月周回衛星「かぐや」(SELENE:セレーネ)を含む探査機の観測成果により、大きく前進しました。これらの成果を踏まえ、様々な観測成果や月から持ち帰られた岩石等の分析結果を合わせた、新たな研究を始める時が来…
パソコン上で動作する「かぐや3Dムーンナビ」アプリケーションの携帯端末(タブレット型端末及びスマートフォン)への移植について検討を行う。 おっ、アプリ来ますか!? iPadとかでグリグリしたいな!
おお!? 月の起源について、最も可能性が高いと考えられているのは、地球に巨大な天体が衝突し、そのとき生じた破片が集積して月になったとする巨大衝突説である。この説では、できたばかりの月の表面は融けた溶岩の海で覆われている。月の「高地」は、この…
月は地球から見て裏側にあたる場所から岩石ができ、次第に表側に広がっていったことを、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の大竹真紀子助教、東京大学の武田弘名誉教授らが突き止めた。表と裏ではその姿が大きく違う月の形成の謎解明につながる成果だ。 論文…
今回の金環日食では、日本の天文学者らで組織する観測チームが世界最高の精度で太陽の大きさの測定に挑む。 太陽の大きさは、国際天文学連合(IAU)で1891年に半径69万6千キロとされたが、観測機器の精度限界から数百キロの誤差がある。そこで20…
おお… それは、3月28日、JAXA宇宙科学研究所の一室で行われた、元「かぐや」プロジェクトサイエンティストの加藤学先生の退官最終講義の終わり頃だった。「これからみなさんに「月周回観測衛星かぐや」が残したクレータを紹介します」そうして先生は直径…
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月の帯電現象を明らかにしたのは、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打ち上げた月周回衛星「かぐや(SELENE)」である。2007年に打ち上げられた「かぐや」は、月面上空わずか100キロを20カ月にわたり周回し、月の表面を初めて高解像度映像に収めた。使命…
こちらに関連して。
「かぐや」に搭載されたGRSは、世界最高感度を持つゲルマニウム結晶を用いたガンマ線検出器を用いることにより、月面のウランを検出し、月面のウラン濃度分布を世界で初めて求めることに成功しました(左図)。また同時に高精度なトリウム濃度分布も求めるこ…
月の「静かの海」にある陥没クレーター。NASAの月探査機ルナー・リコナイサンス・オービタ(LRO)が最近撮影し、9月14日に公開された。平らな底に散らばる大きな岩を確認できる。 日本の月周回衛星「かぐや」が昨年発見した3つの陥没クレーターの1つで、月の…
久々に地形カメラの立体化動画が出てきました。もちろんがっつりフルHD。
久々にでかいネタが出てきました。 「かぐや」に搭載されたスペクトルプロファイラ(SP)を用いて、月全球にわたる7000万点にも及ぶ観測を行った。 得られたデータをカンラン石が持つ特有の波長(中心波長1.05μmの吸収帯)に着目して解析したところ、カンラ…
月レーダサウンダー(LRS)は月の表側の海において、地下数百mの深さにほぼ水平に広がる反射面を検出しました。LRSによって反射面が検出された領域を左の図(月の表側の西半分の地形図)に黒枠で示しています。また、左図中に白線で示された線に沿った観測…
YouTubeのJAXA Channelに登録されてる「かぐや」が撮影した大量のハイビジョン(HDTV)映像をコンプしてたのですが、いくつか面白いものが。 「かぐや」HDTVによるコルディレラ山脈(落下直前映像) [HD] 「かぐや」が制御落下する一周回前に撮影された最後…
■ISASメールマガジン 第267号 [ISAS/JAXA] 妙に濃い内容になっています。 ★01:SELENE(かぐや)搭載カメラによる月面の縦穴発見 〜月面下の溶岩チューブ(溶岩トンネル)存在の可能性〜 その裏話 「日置(ひおき)が変なものを見つけたようですよ」 と、SEL…
マリウス丘付近の溶岩チューブ(縦穴*)とみられる北緯14度、西経57度付近の地形カメラの画像(右下の2枚はMIによる画像)です。図中矢印の「I」は太陽光の方向を、「V」はカメラの視線方向を表しています。 *縦穴:直径60〜70メートル、深さ80〜90メート…
月の表面に、地下深くに通じる直径60〜70メートルの縦穴が開いているのを、宇宙航空研究開発機構のチームが月周回衛星かぐやの探査データから24日までに発見した。月でこうした縦穴が見つかったのは初めてで、チームは、穴の底に横長の空洞が広がって…
■平成21年宇宙開発委員会(第4回) 議事録 [宇宙開発委員会] H-IIBについて。 【MHI(前村)】 今、中村さんがおっしゃいましたように、11号機でSRB−A 4本とエンジン1つのモデルで飛ばしています。今回、4メートルから5.2メートルに直径が大きくなりますので…
大変残念ですが、プロジェクトの広報は7月末のプロジェクト解散をもって終了するため、我々自身での追加作業はできません。 しかし、この後も、この夏からは「かぐや」の3Dデータを使ったプラネタリウム番組「3D MOON」、秋葉原のグリーンフェステ…
きたあああああああああああ 月面モードはGoogle Earthの現バージョン「5.0」で対応。ウインドウ上部の土星マークをクリックして、表示を月に切り替えればOKだ。拡大縮小や回転など、マウスで操作しながら月を自在に観察できる。クレーターや海などに着けら…
ここで問題となるのが、JAXAがアポロ15号の噴射跡だとした白っぽい跡となるが、NASAの高解像度の映像を見る限り、(JAXAには悪いが)この白い跡は太陽光の反射によって生じた照り返しではないかと思える。NASAの映像では月着陸船の影は真東に延びており、月…
「かぐや」のガンマ線分光計(GRS)の観測データを用いた研究で、月面から放射線物質が検出されたのは今回が初めて。また、ウランの他、トリウム、カリウム、酸素、マグネシウムなども検出されているという。「今まで一度も報告されたことのないウランを検出…
うおお今日やるの全く気付いてなかった! しかしレコーダーがキーワードからバッチリ拾ってた! 偉いぞスゴ録! というわけで早速観たんですが今回はまた見応えがありました。 月の極域の日照を地形カメラの観測画像で早回しした映像は良かったですねえ。 シ…
うっおおお、来た。 宇宙航空研究開発機構(JAXA)および日本放送協会(NHK)は、平成19年9月14日に打上げ、平成21年6月11日に月面に制御落下させた月周回衛星「かぐや」の制御落下直前の静止画像のハイビジョンカメラ(HDTV)による撮影に成功しました。 今…
これによると、4月中に近月点10〜30kmにおいて、ミニ磁気圏領域を月磁場、プラズマ環境などを同時観測したほか、HDTVカメラによる超低高度の映像撮影を実施したという。また、5月末に、粒子線計測器(CPS)の重イオン放射線検出装置を動作させたが、初期チェッ…