彗星探査機ロゼッタ、明日冬眠から起床 [sorae.jp]

 欧州宇宙機関ESA)の彗星探査機ロゼッタが、31ヶ月に及ぶ冬眠を終え、いよいよ明日、再起動する。彗星への到着を目前に控え、目覚めの時が来た。

 ロゼッタチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星の探査を目的とした探査機で、現在は搭載機器を温存するため、2011年6月からほとんどの電源を落とし、「冬眠」した状態で飛行を続けている。ロゼッタは1月20日19時ちょうど(日本時間)に冬眠モードから自力で目覚め、その数時間後に地球との交信を試みる予定だ。

ロゼッタは遠日点が5.7AUと木星より遠い楕円軌道を周回する彗星にランデブする計画ですが、スイングバイを繰り返して軌道変更した後は発生電力の低下に対応するためいわばスリープ状態にありました。いよいよお目覚めの時です。