新型ロケット「H3」、打ち上げ能力1.4倍 間隔は半分に [日経]

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 案では、打ち上げ能力は放送・通信など静止衛星を送り込む静止トランスファー軌道で重量2.1〜6.5トン。同軌道から最終的な静止軌道へ移るのに必要な条件を同じにするとH2Aは2.9〜4.6トンに相当するため、H3の最大能力は1.4倍になり軽い方も重い方も範囲が広がる。

 市場の需要予測は3トン級から6トン級までばらついているため、従来より大型で重い衛星まで可能にするなど対応能力を高める。また地球観測衛星などの低軌道(高度800キロメートル)は3トンになる。

 打ち上げ間隔はH2Aでは約2カ月だが、1カ月以下に短縮できるようにする。打ち上げ価格は現行の半分程度を目指す。

イプシロンの高度化と併せて機動性の高いシステムになるといいですね。