H-IIAロケット23号機／GPM主衛星打ち上げ見学記 14.03.01

今朝の種子島は曇り。昼からは時々雨が降るというような予報になっております。よくよく考えるとまだ打ち上げの次の日。海岸にある洞窟「千座の岩屋」が宿の近くにあると聞き、朝食後の散歩がてら向かってみることにしました。

このあたりは海抜2mとかなり低くなっています。

5分ほど歩いて行くと鳥居が。その右の道を進んでいくと…

海だ−！　曇ってるのが残念。晴れているとかなり綺麗な青が映えるはずです。

こっちかな？

あらら、潮が満ちてしまっていますねえ。波が岩の間から勢いよく押し寄せています。横の岩場を伝って行けるところまで行ってみようか？

手前の洞窟はかなり小さいですが、向こう側がよく見えています。

　
更に進んで行こうかと思いましたが、波が打ち付けて踏み場が無いｗ

というわけで靴を脱いでここまで来ました。さすがにこれ以上は水着にでもならないと進めないというかちょっと危険なので覗き込むだけにしておきました。干潮の時は中を歩いて進んだりシートを敷いて弁当を食べたりできるそうです。

今回はこちらの部屋でお世話になりました。来る前は散々ボロいボロいと脅されましたがｗ、のんびりさせて頂きました。有り難うございました！

カラスのカップルかな？

霧島さんは昼の高速船で島を離れられるので、空港でお別れすることに。3日間ありがとうございました!
スーツケースをひとまず預けましたが、自分が乗るのは15時35分の便なのであと6時間あります。それまでの間、なりたまさひろさんとご一緒させて頂けることになりました。

空港の売店にもペーパーバックが売っていました。

再び種子島宇宙センターへ。看板を見てみると、中型射点はちゃんと撤去されていますｗ

よく見ると館内の施設模型もしっかり変更されていました。

館内の売店にもあったｗｗ

さて、施設見学ツアーの定員に間に合ったので久々に参加してみました。GPMバッジゲット！

JAXAバスに乗って出発。添乗スタッフのトークは一新されていました。

大崎第1事務所。ここにはH-II7号機実機が補完されています。

ヘコみ健在。

ここがSRB結合部ですかね。

　
反対側に回ってみると、何やら新しく置かれたものが。これは超小型衛星搭載支持部のようです。

　
おお、これはドーリーの車輪ですね。確か樹脂製だと聞きましたが。

　
　
おお？　これは…　聞いてみたところ、これは実際に使用されていたH-IIA用の発射固定台だそうです。コア機体の周囲4カ所を射座に固定するものですね。この写真などが分かりやすいと思います。かなり焼かれていますね。いやー面白い。ちょっと巡回時間が押しているのであまり長く話を聞くことはできませんでした。しかしいいものを見ることができましたよ。

記念に撮って頂きました。

さて、大型ロケット発射場へ向かいます。今回はバスの中から広角のみで撮影可能となっています。

おおー、昨日打ち上げを行ったばかりの射点ですよ！　今回はあまり焦げていませんね。

こちらは現在H-IIB用に使われている第2射点。

こんな風に発射場のど真ん中に停車して見学しています。

VAB。次はおそらく24号機が運び込まれてくることになります。

最後に総合指令棟にやってきました。

見学スペースはこのようになっています。

打ち上げ記念パネルにイプシロンが加わっていました。

参加アンケートに回答してTNSCステッカーをゲット。

宇宙センターを後にし、南種子町の上中へとやって参りました。打ち上げ成功のぼりが立ち並んでいます。新デザインですね。

南種子町の飲食店や宿泊施設。これは参考になります。

上中交差点に掲げられた恒例の横断幕。

こんな所にまでｗ

上中を後にし北上。なんか巨大なモニュメントが出来ていました。

昼食をとろうと中種子のステッピン・ライオンに。するとNASAの方たちが談笑しておられました。そこで自分はふと思い立った。先日の機体移動の時、意外とカタコトでもなんとかなったよね。いけるんじゃね？

「エクスキューズミー。アーユーNASA？」
「Yes.」
「コングラッチュレーションズサクセスフルトゥローンチGPM」
「Oh!」「Thank You！」「アリガトウゴザイマス！」「ドコミマシタ？」
「湯…エビノユ」
「Oh,EBINOYU」
「アイテイクトディスフォト」（スマホで写真ペラッ）
「オオー！」「Nice!」「Very Good!」「Wow」
（何か色々盛り上がる）
「ディスイズザムービー」（再生ポチッ）
「Oh...」「Can you send?」「Share...?」
（頭がテンパってて単語が飲み込めず）
「E-MAIL」（名刺）
「あ、サンキュー！　オーケイオーケイ！」（飲み込めた）
ここで女性スタッフがやって来て
「No no no, NOW! NOW!」（皆で爆笑）
メアドを直接教えて貰って送信。
「ワタシタチ、エビノユイマシタ」
「僕もいました。みんな大喜び、Woooow!」
「Yes!」