2021年に有人火星フライバイを計画 [ナショナルジオグラフィック]

 提案では、NASAのSLS重量物打ち上げロケットにより2名の宇宙飛行士を載せたオリオン宇宙船を2021年11月に 打ち上げる。宇宙船は2022年4月に金星付近、10月に火星付近を通過し、2023年6月に地球へ帰還する計画だ。

 NASAは既にSLSとオリオンの開発を進めているが、このミッションを実現させるには、さらに強力なSLSの上段 ロケットの開発が必要となる。

内惑星軌道を狙うのはなかなかチャレンジングですね! 暑いのと寒いのとを両方とも対応しなければいけませんから、火星方面だけより設計が大変そうです。

 昨年、NASAは次のステップとみられる小惑星捕獲計画を発表した。ロボット宇宙船が小規模の地球近傍小惑星 へ向かい、捕獲した小惑星を月の軌道内に運ぶというもので、2020年前半に宇宙飛行士がオリオンに乗ってそこ を訪れるという計画だ。

 この計画についてNASAは詳細をいくらか補足しているが、議会では計画の意味を疑問視する見方が大勢を占め ている。

あら、議会ウケは良くないんですか…。