天宮1号のデータが開放、国民生活に貢献 [SciencePortal China]

 中国有人宇宙プロジェクトの公式サイトは、天宮1号宇宙データ利用促進サービスプラットフォーム(http://www.msadc.cn)を開設し、国内の公益目的ユーザー、国内外の商業目的ユーザー、一般人に向け、天宮1号のデータおよびサービスを提供している。
 同プラットフォームにアクセスすると、香港ランタオ島の短波赤外線ハイパースペクトル画像、敦煌市周辺の短波赤外線ハイパースペクトル画像、新疆維吾爾(ウイグル自治区天山山脈の一部のハイパースペクトル画像を閲覧することができる。見渡す限りの砂漠とオアシス、雄壮な天山山脈、うねうねと曲がる黄河には、驚嘆を禁じ得ない。また同プラットフォームには、天宮1号のデータを利用した石油・ガス資源調査、鉱物分布調査、海氷モニタリング、緊急災害モニタリングなどの典型的な事例の紹介と分析がある。公益目的ユーザーと指定代理機関がデータを獲得するための申請表もダウンロードできる。

サイトは中国語なのでよく分かりませんが、利用申請することで有償利用できるようです。