新型基幹ロケット関連の調達情報

平成26年3月20日 新型基幹ロケット1段エンジンの開発 −エンジンシステム(pdf:119KB)

新型基幹ロケットの構成部品である1段エンジン(真空中推力 100〜200tonf、比推力420秒以上)に関し、エンジンシステムの設計・試作・試験を実施する。*ターボポンプシステムを除く

(1)概念設計
(2)基本設計
(3)詳細設計
(4)維持設計
(5)基礎・要素試験
(6)コンポーネント開発試験
(7)実機型燃焼試験支援
(8)認定型燃焼試験支援
(9)地上試験機用供試体の試作試験

平成26年3月20日 新型基幹ロケット1段エンジンの開発 −ターボポンプ(119KB)

新型基幹ロケットの構成部品である1段エンジン(真空中推力 100〜200tonf、比推力420秒以上)に関し、ターボポンプの設計・試作・試験を実施する。

平成26年3月20日 新型基幹ロケット2段エンジンの開発 −エンジンシステム(118KB)

新型基幹ロケットの構成部品である2段エンジンに関し、エンジンシステムの設計・試作・試験を実施する。

平成26年3月20日 新型基幹ロケット2段エンジンの開発 −ターボポンンプ

新型基幹ロケットの構成部品である2段エンジン(真空中推力 約30tonf、比推力約460秒)に関し、ターボポンプの設計・試作・試験を実施する。

平成26年3月20日 新型基幹ロケット固体ロケットブースタ及び火工品開発(119KB)

新型基幹ロケットの構成部品である、固体ロケットブースター及び火工品の設計・試作・試験を実施する。

1項に示す、推進薬量40〜50ton・推力100〜120tonfの大型固体ロケットブースターの設計・試作・試験等を遂行する能力として、(1)紀行が導入する新たな開発手法(※)に不可欠な、発生しうる不具合の類型及び可能性を網羅的に識別し開発初期段階で設計に盛り込む能力及び、そのために必要な技術情報・ノウハウ、(2)製造技術・製造設備及び、(3)試験技術を有していること。
(※)開発初期段階で発生しうる不具合の類型及び可能性を網羅的に識別し、設計で対処する「フロントローディング」の充実により、大規模な実証実験を縮小し効率的な開発を行う手法。

来年度から開発がスタートするH-III(仮称)の調達情報がざっと上がっていました。SRBは改良型イプシロンの2段目上段と共通化するというような話でしたが、推力は100〜120tonfと記載されており、これは現行SRB-A(イプシロン1段目)の半分ほどもありますし、推薬量も7割くらいあります。これってスペックではなく開発能力の目安という話かな?