ソユーズTMA-12M宇宙船に問題発生、ISSへの到着延期 [Response]

 ソユーズTMA-12Mは、ISSに滞在する3名の宇宙飛行士を乗せ、26日6時17分(日本時間、以下同)に、カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた。その後無事に軌道に乗り、単独飛行を開始。約6時間後の12時4分にISSに到着する予定だった。

 しかし、ISSとランデブーするための行われる計4回の軌道修正のうち、3回目においてスラスターが何らかの理由で噴射できず、その結果、当日中のISSへの到着ができなくなった。現時点でドッキングは2日遅れの28日8時58分になる予定だ。

非公式な情報としては、打ち上げ時に投入された軌道が少し違ったため従来とは異なるスラスタを用いようとしたところエラーが発生したそうです。ハードウェア的には問題ないようで何より。