マレーシア機捜索の日本衛星、漂流物を発見 [読売]

 内閣情報調査室によると、日本の情報収集衛星が26日、オーストラリア・パースから南西約2500キロ・メートル付近のインド洋で、漂流物を撮影した。政府は27日、在京のマレーシア大使館を通じ、マレーシア政府に情報提供した。

 日本政府は、海上自衛隊の哨戒機などを現地に派遣して不明機を捜索してきたが、残骸とみられる物体を見つけたのは初めて。

 漂流物は、南緯44度17分、東経90度56分を中心とする半径約10キロ・メートルの海域に散らばっているという。最大のものは長さ約8メートルと幅約4メートルの四角形状で、材質や色は不明。政府関係者は「発見された海域で、これだけ大きな自然物が浮いているとは考えにくい。他国の衛星も周辺海域で漂流物を発見しており、不明機の残骸とみられる」と分析している。

光学衛星の方ですかね。例によって画像そのものではなく図面での提供でしょう。どの程度の期間探索運用を行い発見したか気になるところですが、その辺は分析能力にも関わるところなのであまり公表されなさそうな気がします。