仏の新型ロケット「安さがウリ」 アリアンCEO [朝日]

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そのかぎは、ロケット1基あたり60億〜100億円とされる打ち上げ費用をどれだけ抑えられるかが握るという。アリアンはまず、主力ロケット「アリアン5」の性能を高めた改良型を2018年に投入する予定だ。その後、さらに価格を抑えたアリアン6を売り出す。

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アリアンスペース社の主力は、高度およそ3万6000キロメートルの静止軌道で稼働する商用の通信・放送衛星だ。世界で年に20機程度の需要がある商用静止通信衛星に対して、同社は7〜8割(15機前後)のシェアと目標を持っている。主力のアリアン5ロケットは、静止衛星の中でも大型で長寿命の衛星に対応している。昨年、低価格のロケットで静止衛星打ち上げ市場に参入した米スペース Xに対しては「3回の打ち上げ中、成功は2.5回。これは第2段エンジン着火の失敗によるものだが、対するアリアン5ロケットは59回の連続成功をおさめている」とアリアンスペースの打ち上げ経験が築いた信頼性を強調した。


SpaceXの低価格路線にかなり危機感を抱いているようですが、まず現行機を高性能化した後に低コストな新型を投入するという流れは日本と似通っていますね。もちろんH-III(仮)とアリアン6のコンセプトは全然違うものですが、そこはアリアンソユーズの存在が大きそうです。仮にGXがちゃんと完成していればH-III(仮)もかなり違った物になったのでしょうか。