露、西側の制裁は「鉄のカーテン」 米宇宙飛行士への影響警告 [AFP]

 ドミトリー・ロゴジン(Dmitry Rogozin)副首相は、3月にロシアが自国編入を承認したウクライナ南部クリミア(Crimea)半島への訪問中に露インタファクス(Interfax)通信に対し、「もし彼ら(米国)の目的がロシアのロケット製造部門に打撃を与えることにあるのなら、必然的にISSにいる彼らの宇宙飛行士らに悪影響が及ぶことになる」と発言。さらに「制裁というものは常にブーメランで、いずれは投げた本人の方へ戻ってきて痛い目に合う」と述べた。

米ロ 宇宙は制裁棚上げ ステーション、相互に依存 [東京新聞]

 米航空宇宙局(NASA)は四月二日、ステーションを例外としてロシア政府関係者との接触を停止すると表明。相互訪問や直接会合だけでなく、テレビ会議や電子メールのやりとりも停止すると通達した。しかし、ロシア宇宙庁のサベリエフ副長官は十一日、タス通信に対し、NASAとの幹部レベルの対話は続いており、米ロの宇宙飛行士が滞在するステーションの活動も通常通りと説明。宇宙に関しては「制裁といっても形だけだ」と述べた。

お互い困るようなことは避けようという観測気球でしょうか。