リモート・センシング技術センター、衛星「だいち2号」撮影画像のカラー化技術を開発 [日刊工業新聞]

 SAR画像はレーダーから地表に発射されるマイクロ波の反射の強弱によって濃淡が変わる。反射がほとんどない水は画像が暗くなり、植生などはグレーに、また都市部などの反射の大きいところは白っぽくなる。開発した技術は緑地を緑に、水面は青く、地面は茶色に、というふうに光学画像の色合いに近づけている。
 カラー化する処理時間は、標準サイズで1時間当たり1枚だが、だいち2号が本格運用される11月に向け、1枚30分程度と半分程度に短縮化することを目指す。

これまで蓄積したデータから統計的に物体を判別し色を合成できるようにしたということでしょうか。数色に分けるだけでも直感的に見やすくなりますね。下記のプレスリリースに掲載されている画像を見るとまるで「だいち」のパンシャープン画像のようです。画質の劣化も起きないとのこと。