「はやぶさ」のデータ 処理に誤り 論文撤回 [NHK]

イトカワの観測データを分析した論文で。

地球から3億キロ離れた小惑星イトカワ」に到達した日本の探査機「はやぶさ」は、小惑星の成分を上空から観測機器を使って調べ、その論文は8年前、アメリカの科学雑誌「サイエンス」に掲載されました。
ところが、JAXAによりますと、「はやぶさ」と同じタイプの観測機器に不具合が見つかったことをきっかけに当時のデータ処理の方法を見直したところ、ことし7月、誤りがあったことが分かったということです。
このため、JAXAの論文の著者らは29日、「サイエンス」の編集部に対し、論文の撤回を申し入れました。

うーむ、この分析方法で予測に沿う結果が出たため誤りに気付かなかったという感じでしょうか。元データの改ざんとかそういう類ではなくミスの訂正なのですが、正直アレの件があった後でこれを発表するのは相当勇気がいりますよね。丁寧に説明していくしかありません。可能なら訂正論文を提出するのでしょう。
後で会見動画の起こしでもしようかと思います。