宇宙開発利用部会 調査・安全小委員会(第10回) 配付資料 [文部科学省]

はやぶさ2」を打ち上げるH-IIA26号機についての資料がアップされています。キセノン搭載量は51.3L。



こちらは打ち上げシーケンス。第2段エンジン第2回燃焼開始は計画値で打ち上げ後1時間39分23秒、燃焼停止は1時間43分24秒。「はやぶさ2」分離は1時間47分15秒となっています。なおPROCYONは2時間2分15秒となっています。H-IIA高度化で目指しているのは5時間ですが、従来の小一時間と比べるとやはりロングコーストですね。「はやぶさ2」分離は地球を1周以上したのち太平洋上空約900kmで行われるので、小笠原局からも可視でしょうか。ちなみに「あかつき」の時は従来の静止衛星打ち上げに近いシーケンスで打ち上げから約23分に南米上空で分離されています。



こちらは「ひまわり8号」を打ち上げる予定の25号機との比較ですが、途中までは類似の軌道を飛行します。