なぜこのようなトラブルが起きたのかに関して、NASAは高エネルギーの放射線(宇宙線)の影響であると推定している。ドーンは今から3年前、ベスタへ向けて航行していた際にも、今回と似た問題が起きており、原因も同じではないかということだ。
この3年前の時も、また今回も、別の冗長系に切り替えることでイオン・スラスターの運転を再開させている。またNASAによれば、不具合が発生していると思われる部分の修復ができるか検討が行われており、今年の後半にも実施を予定しているという。
うーむ、宇宙線がイオンエンジンを制御する機器に影響したということなのでしょうか?