ファルコン9ロケット、機体トラブルで打ち上げ延期 9日夜以降へ [sorae.jp]

 その後の発表によれば、異常が見つかったのは、ロケットの第2段ロケットエンジンにある推力偏向機構を動かすためのアクチュエイターだったとのことだ。この装置は、エンジンの向きを動かして噴射する方向を変えることによって、ロケットの飛ぶ方向を制御するために装備されている。同社CEOのイーロン・マスク氏のツイートによれば、異常が見つかったのはZ軸方向に動かすためのアクチュエイターだったという。

 次に打ち上げが可能になるのは、米東部標準時2015年1月9日5時9分(日本時間2015年1月9日19時9分)とのことだ。ただ、問題解決に時間を要するようであれば、さらなる延期もあり得る。

うーむ、安定の延期。
まあそれは仕方ないとして、今回は第1段機体を回収船の甲板に降り立たせる実験が行われる予定で、非常に楽しみにしています。確か1段目にはオンボードカメラが搭載されているはずですが、映像のダウンリンクはどんなもんなんでしょう。オンボードからのリアルタイム映像は厳しいかも知れませんが、ミッション後の公開は確実にあるでしょうし、もしかしたら回収船側からの映像の中継などがあれば期待したいところです。