災害、有事の「使い捨て」衛星…政府が開発検討 [読売]

 この衛星は「即応型小型衛星」と呼ばれ、政府の宇宙政策委員会が昨秋、公表した新たな「宇宙基本計画」素案で検討事項にしている。

 縦、横、高さとも70センチ・メートル程度で、重さ100〜150キロ・グラムの衛星をあらかじめ組み立てておき、緊急時にカメラなど必要な機器を積んで打ち上げる構想だ。

 通常の衛星の半分程度となる地上200〜300キロ・メートルを「低空飛行」し、詳しく観測する。この高度だと、1週間ほどで大気圏に突入して燃え尽きるという。

うーむ、衛星はともかくロケットの準備が大変そうですね。考えられるのはイプシロンくらいですが。「即応」といっても観測頻度という意味では運用中の衛星を使う方が絶対に早いですし、となるとそこは運用目的に応じた観測軌道や機器を揃えるといった意味に思えます。それを考えるとやはり防衛目的ですかね。