航空機内で高速ネット 政府、高性能の衛星開発へ [日経]

要ログイン記事。

 総務省文部科学省が16年度から21年度までに最大で合わせて400億円前後の予算を確保し、独立行政法人宇宙航空研究開発機構JAXA)や三菱電機などの衛星メーカーに実験衛星の開発を委託する計画だ。デジタル信号を効率よく処理する技術を取り入れた実験衛星を21年度に打ち上げ、通信の速さや正確さを確かめる。

ロードマップとしては実証衛星を打ち上げたのちにNEC三菱電機が実用衛星を開発しスカパーJ-SATといったオペレーターが運用を行うそうです。今年策定された工程表と照らし合わせてみると、技術試験衛星9号機、いわゆるETS-IXがこれなのではないかと思われます。ETSシリーズでは「きく8号」以来となりますね。試験衛星どまりでなかなか実用化に至らないというのがよく言われていることですが、最近では海外からも通信衛星でちょくちょく受注していますし、ありなのかもしれません。