北朝鮮「光明星」ロケット、地球観測衛星「光明星4」号の打ち上げに成功 [sorae.jp]

朝鮮中央通信朝鮮中央テレビなどは「打ち上げ成功」と発表。その後、米軍による観測によって、軌道上に衛星が打ち上げられたことが確認され、打ち上げ成功が裏付けられている。

発表によると、「光明星4」は地球観測衛星を目的としており、地球の観測に必要な測定機器と通信機器が搭載されているという。衛星の姿かたち、質量、寸法などは明らかにされていない。発表では高度約500km、軌道傾斜角97.4度の軌道に乗っているとされるが、米軍による観測データでは、軌道傾斜角はその通りではあるものの、高度が若干下回っている。

また8日18時現在、世界各国の機関や団体、個人から衛星からの電波の受信に成功したという報告は出ておらず、衛星が故障しているか、そもそも機能する衛星として造られていなかった可能性もある。

うむ、約3年前の打ち上げ成功以来2機連続となる成功のようです。多少軌道の誤差があるものの、今回も太陽同期軌道に投入されたようです。正直かなりの技術力ですね。

北朝鮮のロケット、今回の打ち上げの注目点 [日経ビジネス]

今回もこのあたりを押さえておくといいでしょう。相変わらず「人工衛星と称する事実上の弾道ミサイル」などという物理的に意味の通らない言い回しが出回ってますが、なんであれ衛星軌道に乗ってしまえば衛星なのです。たとえそうであっても国連決議に反するというのが本質であって、政府にはそこをしっかり主張して欲しいものですね。