月はどこまで資源の星か 世界各国、探査機打ち上げラッシュ [朝日]

日本とインドの探査機はあくまで観測に徹し、米国は月面基地建設を有人火星探査実現のためのステップと位置づけているのに対して、中国の月探査構想は、国威発揚とともに、資源獲得をあからさまにその目標としている。

中国科学院の責任者が「月が地球の資源貯蔵庫になりうる」と色めき立って言及しているのが、核融合燃料となるヘリウム3の存在だ。

「月面のヘリウム3を利用した核融合は、アポロ計画の成果を強調するように80年代にアメリカで提唱されましたが、現状ではアカデミックな研究価値はあるものの、まだまだ基礎研究の段階です」と小川教授はいう。

うがった見方をすれば、米国と張り合う性急な宇宙開発計画に大衆を「実利」で納得させるプロパガンダの色合いも透けて見えそうだ。

確かに、中国の月開発担当者は国威発揚そのまんまな事を口にしていましたから、縄張り争いって感じもします。

鹿児島・徳之島の陸自ヘリ墜落、乗員4人全員の死亡確認 [読売]

うわ、木端微塵…

防衛省によると、墜落機は30日午後9時50分、那覇空港を離陸。徳之島で急病患者を収容して搬送するため、同島南部の徳之島総合グラウンドに着陸予定だったが、同11時、視界不良のため島北西部の徳之島空港に変更すると連絡した後、消息を絶った。機体の残骸は、天城岳山頂(標高533メートル)の約3キロ北東で見つかった。

101飛行隊は、沖縄県内の離島などを中心に、自治体(県知事)の要請を受け、全国の部隊で最多レベルの年平均約240回の急患輸送を行っている。

墜落したヘリは、徳之島徳洲会病院(徳之島町亀津)から、胸部大動脈りゅう破裂の手術が必要な70歳代の女性患者を南部徳洲会病院(沖縄県八重瀬町)に搬送する予定だった。

急病の患者を迎えに行く途中だったらしい。 視界不良の夜間飛行って想像するとかなり怖そうですが、こんなのを毎週こなしているというのは命張った仕事ですね。 お悔やみ申し上げます。

>>乗員4人全員死亡 鹿児島・徳之島で不明の陸自ヘリ [東京新聞]

鹿児島県によると、搬送予定だった女性患者は31日、海上自衛隊鹿屋基地のヘリであらためて沖縄へ運ばれた。

急患の人は無事運ばれたようです。