日々是亜洲杯2004 あらためてブーイングについて考える

先のタイ戦でのブーイングを受けて、ネット上で中国(人)に対するひぼう中傷を書き込んでいる「自称・愛国者」諸君には、この場を借りて申し上げたい。そうした情熱と時間を少しでもお持ちであれば、どうかそれらを重慶で戦っている日本代表への応援に振り向けていただきたい。
ネット上で罵詈(ばり)雑言を書き込んでも、何ら解決策にはならない。そうではなく、サッカーで決着を付けようではないか。間違っても、いたずらに政治問題を持ち出してはならない。これはあくまでも、サッカーの戦いなのである。
「一ケ中国人是龍、一群中国人是虫。一ケ日本人是虫、一群日本人是龍」
 一人の中国人は龍だが、集団になると虫である。一人の日本人は虫でしかないが、集団になると龍になる――中国の人々は、日中の国民性の違いをこのように見ているらしい。

うわあ巧いこと言うなぁ。 まあネイティブが蔑まれて憤りを覚えるのも人情というものですが、何に対してでも「愛」というものは普遍的なものであって、決して恣意的な代物であるべきではないですしましてやそれが憎悪を生む羽目になっては収拾のつかない罵倒合戦に陥るのがオチなわけで、要は"藻前ら餅突け"という事ですね。
もちろんそれは問題を見て見ぬ振りをするという事ではないですし、埒の明かない政治的なスレ違いも距離をおいて一方的に罵声を上げるより個々のレベルで密に対話する方がよほど建設的です。 向こうも人間、遠慮する必要もないと思います。 というかサッカーの話ですね。 あれ?