20年ぶりに「お母さん」 事故で脳損傷の38歳米女性

「ハーイ、マム(お母さん)」−。約20年前の自動車事故で脳を損傷して寝たきりとなり、意識もほとんどない状態が続いていた米カンザス州の女性サラ・スキャントリンさん(38)がこのほど、母親に話し掛けるまで意識が回復し「極めて珍しい」と医師や米メディアを驚かせている。
AP通信によると、スキャントリンさんは今年1月に会話ができるようになったが、バレンタインデーの“プレゼント”として両親を驚かせようと治療を受けている病院のスタッフに口止め。しかし先週、とうとう我慢しきれずに両親に話し掛けたという。

元気になれるといいですね