憲法改正試案、自衛隊を「軍」と位置づけ…自民起草委

安全保障については、9条のうち、戦争放棄を定めた1項は基本的に維持する一方、2項を改正し、自衛隊については「軍として明確に位置づけるべきだ」とした。集団的自衛権を含む「自衛権」の保持を明記するほか、自衛隊に対する文民統制や、首相の自衛隊に対する指揮監督権を盛り込むとした。
国民の権利・義務に関しては、法的に強制されない「責務」という規定を新設し、「国防の責務」や、「社会保障制度を維持するための費用負担の責務」などを挙げた。
政教分離の原則を緩和し、国や自治体が行う宗教的活動については「社会的儀礼や習俗的、文化的行事の範囲内ならば許容される」との考えを打ち出した。「公共の福祉」の代わりに「公益」の規定を盛り込んでいる。憲法判断を専門に行う「憲法裁判所」については、見送る方向だ。

いいかげん済し崩しじゃキリが無いので、潔く明文化したほうが身のためでしょう。 日本だけは国防して欲しくないという人がまた騒ぐのでしょうが。
下段についても、まあ妥当でしょう。