百人切り訴訟で原告の請求棄却、捏造活動家本多勝一氏「南京大虐殺は事実」

各紙報道がまとめられています。

土肥章大裁判長は判決で「記事は二将校が東京日日の記者に百人斬り競争の話をしたことをきっかけに連載され、報道後に将校が百人斬りを認める発言を行っていたこともうかがわれる」と指摘。その上で「虚偽、誇張が含まれている可能性が全くないとは言えないが、何ら事実に基づかない新聞記者の創作とまで認めるのは困難」と判決理由を述べた。(産経)

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本多氏は「全く当然の判決。もともと歴史上の事実で、疑問の余地はない」と淡々とした表情。「本来、歴史のテーマである問題を裁判に持ち込んだこと自体、南京大虐殺や中国侵略の事実を否定しようとするものだ」と指摘した。(時事)

真偽が定かではないとして判断を保留したのをさも事実認定であるかのように履き違えるのはどうかと思いますよ。
ちなみに今まで知らなかったのですが、毎日新聞社は自社の発刊物で「この記事の百人斬りは事実無根だった(昭和史全記録P178毎日新聞社1989年3月5日発行)」と記述してたりするんですね。 これを「執筆者が勝手に書いた」としているそうですが、ならその勢いで百人斬り記事も勝手に書いたと言えそうでもありますが。 あの写真を撮った同僚のカメラマンも「戦意高揚のための作り話」と主張してるようですし、議論の余地は大いにあるように思えますがね。