「無防備地域」宣言 国防協力を拒否? 21自治体、条例化へ署名運動

地元でもやってます。 オソロシス。 まあ要するに占領されるための宣言なんですけれども、平和団体の方々は武力で侵略してくる軍隊にどのような素晴らしい占領を期待されているのでしょう。 仮に身柄を保障されたとして、他の都市侵攻の踏み台にされるのがオチですね。 少なくとも自分は敵軍による占領よりも自国の軍による保護を期待しますよ。

ジュネーブ条約追加第一議定書は「紛争当事国が無防備地域を攻撃することは手段のいかんを問わず禁止する」と規定。敵国の占領や攻撃に対し、抵抗も武装もしない地域を無防備地域とし、敵の無血占領を認め、無条件降伏を宣言することで、消耗戦や敵の不必要な攻撃をやめさせ、住民の無用の犠牲を防ぐのが本来の狙いだ。

つまり「適当な当局」とは、部隊の指揮権を有している所です。

ジュネーブ第1追加議定書

第59条2項

紛争当事国の適当な当局は、軍隊が接触している地帯の付近又はその中にある居住地で敵対する紛争当事国による占領のために解放されているものを、無防備地域と宣言することができる。無防備地域は、次のすべての条件を満たさなければならない。 

軍隊が接触しているという条件。 つまり最初に行われる遠距離からのミサイルなどによる空爆には通用しないのではないですかね。 実際にドイツのある都市は大戦中この宣言を出したにもかかわらず焼夷弾による空爆で瓦礫と化しました。 もっとも、このジュネーブ条約そのものもよく破られていて、安全が100%保障されるものではありません。