科学技術予算増額に「黄信号」 数値目標、財務相が反対

28日の本会議では、谷垣財務相「予算は全体として削減の方向で、科学技術も例外ではない。投入目標ではなく、成果目標が必要」と第3期で予算の数値目標を入れることに明確に反対した。

「科学技術立国」が泣くぜ。

総合科学技術会議は、予算に無駄がないか点検し、有望な研究に重点配備する必要性は認める。生命科学、環境、防災など分野ごとに達成すべき「成果目標」を新たに作る方針だ。「ロケットの成功率を90%に(10年度まで)」「がんの5年生存率を20%改善(14年度まで)」など、具体的な数字も挙げる予定だ

「成果目標」に相応の予算が配分されなければ話になりませんね。 例えばロケットの成功率を90%にまで上げるにはまだ数本打ち上げを成功させる必要があるわけですから、まず増額は必須。 そういう意味ならまだ解かりますが、無駄を削るとか言い出して一番怖いのは「前はあの予算で成功したから、今度はこの予算で成功させろ」となる事。