「だいち」、クリティカルフェーズを終了 衛星の状態は正常 [JAXA]

陸域観測技術衛星「だいち」のデータ処理系の異常検知機能が、平成18年1月27日22時51分(日本時間)に作動したため自動的に安全モードに移行した旨、既にお知らせしたとおりですが、その後、データ処理系の機能に問題がないことの確認ができましたので、28日11時54分(日本時間)まで衛星の回復操作を行いました。

引き続き、衛星状態の監視を行い、データ処理系を含み衛星全系が正常に動作しており定常状態に復帰していることを確認しました。

これにより、「だいち」のクリティカルフェーズを1月28日17時(日本時間)に終了し、初期機能確認フェーズへと移行しました。今後、4月までの約3ヶ月間、衛星搭載機器の機能確認等を実施する予定です。

なんか知らん間に終わってたw 2系統あるうちの1つに異常検知が働いたものの、データ処理に問題はなく現在は復旧され正常に作動中とのこと。 よしよし

■関連:宇宙天気ニュース1月27日

放射線帯の高エネルギー電子の密度が、急に増加に転じています。
GOES衛星の観測では、一気に10の3乗の線に達しています。
このまま更に増加して、警戒レベル(10の4乗)に達する可能性もありますので、
今後の変化に注意してください。

おそらくこの影響で正常なデータ転送が阻害されたためエラーが検知されたのではないかと思われます。 むしろ正常にエラー検知が動作しているということで一安心。