ソーラーセイル:宇宙ヨットで木星探査−−JAXA、展開実験に挑戦 [毎日]

今月21日にM-Vで打ち上げられるASTRO-Fにソーラーセイル展開実験衛星が相乗りするようです。

宇宙科学研究本部は04年、観測用ロケットで直径10メートルのクローバーの葉の形をしたセイルを開く実験を成功させた。
今回は、ほぼ4倍の面積に当たる一辺約10メートルの六角形で75平方メートルのセイルを開く。セイルは高分子素材のポリイミド製で、薄くても温度変化や紫外線、放射線に強い。蛇腹状にたたまれ、直径約9センチ、高さ約20センチの筒に巻きつけて打ち上げられる。
M5ロケット8号機の主目的は、赤外線天文衛星「アストロF」の打ち上げ。バランスをとるためのおもり(約10キロ)の代わりにソーラーセイルを搭載することになった。実験はアストロFの分離後、高度約300キロで行われる。昨年の実験は遠心力で一気に開かせたが、今回はセイルに負荷をかけないよう約160秒かけてゆっくり開く。

なんか今回も見所が多くて忙しくなりそうです。