【主張】ジャワ島地震 観測衛星「だいち」の出番 [産経]

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じつは「だいち」の活躍は今回の地震の前から始まっていた。本格運用は今年の秋ごろからの予定で、現在は試験運用中なのだが、調整作業の一環として震源に近いムラピ山(約二、九〇〇メートル)の火山活動を四月から観測していた。火口付近にできた溶岩ドームや火砕流の跡も観測している。これらの画像はインドネシア航空宇宙庁などに提供済みだ。
今回の地震でムラピ山の活動が活発化する可能性もある。今のところ地震と火山の直接の関係は不明だが、観測画像を解析することで、自然災害の研究に有用な情報が得られるはずだ。「だいち」には、日本の「宇宙力」を世界に示してもらいたい。

定常運用開始は9月以降のため現在は「初期機能確認の一環」としてデータ収集を行なっていますが随分と頑張っていますね(タイの洪水では要請があったようですが)。 前身であるみどりI・IIの「三の舞」にならずに無事ミッションを全うするよう願っています。