パトリオット配備・対中戦略の拠点にするな [琉球新聞]

└(mumurブルログ)

PAC3は、米陸軍が開発し、湾岸戦争時に注目されたPAC2の改良型で、地上から発射して弾道ミサイルの着弾直前に撃墜する高精度で知られる。

一方、中国も空軍が既に、高度数千メートル以上に位置する敵側偵察機を攻撃することが可能な地対空誘導弾を配備するなど、防空能力を高めているという。

沖縄には中国と親密に交流してきた歴史がある。首相の靖国参拝問題などで日中に溝ができても、沖縄と中国は友好関係が続いている。その中国にミサイルを向けようものなら、沖縄も「敵対地域」とみなされ、攻撃目標とされる懸念すら出てこよう。沖縄を対中戦略の拠点とすることは、政府が認めても、県民が許すまい。

「抑止力」と言いながら、突然「殺りくの拠点」と化すのが軍事基地である。日米の暴走を許さない監視と行動が求められる。

「迎撃ミサイル」がダメという理屈が解りません(笑い) ミサイルが向けられるのは中国本土じゃなくて「侵攻して来る外敵」に対してなのですが。