めぐみさんは「自殺」、自己の拉致も否定…金英男さん [読売]

自らの拉致も「海に流されたところを救助された」と否定。めぐみさんの「死亡」に関する新証拠はなく、北朝鮮側の意向を反映した発言との印象が強まる結果となった。

韓国同行記者団によると、スーツ姿の英男さんは、時折、カバンから取り出したメモに目をやりながら、会見に臨んだ。

めぐみさんについて、「幼い時に事故に遭い、脳にひどい損傷を負った。頭痛が多く治らなかった」としたうえで、「妻として、母として家庭生活を送れない事態に至り、専門病院で治療したがうまくいかず、94年4月13日に死亡した」と説明。直接の死因を「病院で自殺した」とし、何度か自殺未遂を図ったと語った。

「めぐみの問題はこれですべてだ」としながら、「日本政府は信じようとしない。私を苦しめている」と批判した。めぐみさんの「遺骨」を別人とした日本政府の鑑定結果も、「卑怯で幼稚な主張」「夫である私とめぐみへの侮辱だ」と声を荒らげた。しかし、めぐみさんの「死亡」に関する新たな証拠や事実はなかった。

うーん、あまりに予想通り過ぎます。 高熱処理されたサンプルにおいてのDNA鑑定の精度や汚染云々についてはともかく、金英男氏が日の目を見ることが出来たのも日本によるDNA鑑定の結果なんですけどね。

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北朝鮮は今回の対面行事を機に拉致問題の幕引きを図ろうとする可能性が高い。韓国政府がまたしても北朝鮮の思惑に乗せられるようなことになれば、今度は国民が黙っていないだろう。

韓国マスコミも韓国政府と北朝鮮の「幕引き」には警戒を示しているようです。 まあ、北朝鮮は今後も小出しにカードを切るんでしょうね。