北朝鮮ミサイル発射関連
■【社説】危機対処ろくにできない政府なんて信じられるか [中央日報]
先日の韓国政府による「日本は朝から騒ぎすぎ」声明について韓国メディアからも流石に突っ込みが入っている模様。
何を言っても責任を免れることができないだろう。「安保にかかわる情報事案」であるだけにお粗末な言い訳はこれ以上しなさるな。こんなあきれたことがどうして起こるのか、真相を徹底的に調査して関連者たちを厳しく咎めよ。
北朝鮮のミサイル発射前にもろくな対応をしなかったこの政府は発射後も同じだ。国防部長官は国会でのろまの対応という指摘に「すべて分かっていたが、余裕ある行動を取った」と言った。合同参謀議長は北朝鮮の今回のミサイル発射は武力デモとした。こんなときに国防部長官という人が「何もなかった」といった発言こそ、この国の安保態勢であるということだ。
政府の無能も問題だが、もっと大きな問題はゆがんだ傲慢さだ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)統一外交安保首席はのろまな対応を批判したマスコミに向けて「国籍も国益もない報道」と責めた。また「状況が発生したと大統領が早朝に会議を召集して耳目を集中させるのが望ましいか」と言っている。大統領の責任も何も知らぬといった言葉だ。耳目されるのが恐ろしければ黙って静かにでも召集すればいいじゃないか。与党議員たちさえ政府ののろまな対応を叱咤しているというのに反省どころかマスコミに責任を回しているのだから子供みたいだ。