安倍首相へ 歴史を語ることの意味 [朝日]

今週の朝日は絶好調ですね。

さらに一歩進んで、歴史を評価するとき、その時代の視線を尺度にしたらどうなるだろうか。歴史には様々な暗黒面がある。人間が人間を動物のように扱う奴隷制や人種差別、ホロコーストなどの大量虐殺。それぞれはその体制の下では問題にされなかった。

私たちは時代の制約から離れて、民主主義や人権という今の価値を踏まえるからこそ、歴史上の恐怖や抑圧の悲劇から教訓を学べるのである。ナチズムやスターリニズムの非人間性を語るのと同じ視線で、日本の植民地支配や侵略のおぞましい側面を見つめることもできるのだ。

安倍氏の言う歴史観は、歴史の持つ大切な後半部分が欠けている。

奴隷制ホロコーストを引き合いに出すほどの「おぞましい側面」ってなーあに? そこまで書くなら他国の植民地政策などとも是非比べて見せてくださいよ。