10月16日付・読売社説(2)[『慰安婦』決議案]「日本政府はきちんと反論せよ」 [読売]

慰安婦問題が混乱する原因は、93年の河野洋平官房長官談話にある。

河野談話は、確かな1次資料もないまま、官憲による慰安婦の「強制連行」を認めたかのような叙述を含む内容になっている。以後、「日本が強制連行を認めた」と喧伝(けんでん)される材料に利用された。

河野談話について、安倍首相は国会答弁で、継承する意向を表明した。同時に、「狭義の意味での強制性は事実を裏付けるものはない」とも指摘した。

狭義の強制性、つまり、官憲による「強制連行」がなかったことは確かではないか。首相はこう言いたいのだろう。

事実誤認や歴史の“捏造”まで、「継承」する必要がないのは当然である。

その通り。 安倍総理は「継承」して「私の内閣で変更するものではない」とまで言っちゃいましたが、これはあくまで検証し直すべきです。