【安倍政権考】「安倍らしさ」半開の妙 阿比留瑠比 [iza!]

└(散歩道

現在、歴史認識などをめぐる「安倍らしさ」を半ば封印したような首相の言動に対し、物足りなさや失望感を表明する保守系の言論人は少なくない。例えば、漫画家の小林よしのり氏は雑誌「SAPIO」に掲載された最新の「ゴー宣・暫」の中で、首相について「まさか朝日新聞に全面降伏するような『変節』をするとは思いもしなかった」と書いている。

しかし、首相自身は「それは仕方がない。今は着々と力をつけ、じわじわと切り崩していくしかない」と周囲に漏らしている。「首相が就任していきなり『村山談話』や『河野談話』を正面から否定したら、まだ左派・リベラルが多い与党状況からみて政権は倒れていた」(政府筋)との見方もある。

「心配されなくても、私が朝日の論調に同調することはありませんから」

もしや完全に日和っちゃったかと心配してましたが、ちょっとだけ安心した。 ただ、談話を「今の内閣で変えるものではない」という発言はやはり譲歩し過ぎだったとは今でも思いますけど。 「再検証」改めてお願いしますよ。