国際宇宙ステーション、プログレスによる高度上昇失敗 [sorae.jp]

12月7日に打ち上げられるスペースシャトルディスカバリーSTS-116)の到着に備え、国際宇宙ステーションISS)の高度を上げるため、11月29日にプログレス補給船による噴射が行われたが、開始からわずか3分16秒で噴射が停止し、ISSの高度は1.5kmしか上がらなかった。予定では18分22秒の噴射を行い、ISSの高度を7.2km上昇させるはずだった。

今回の失敗原因について、今年9月、ISSに新しい太陽電池パドル(P3トラスとP4トラス)が取り付けられ、全体の重量配分が均等ではなくなってしまったため、噴射でソフトウェアがほんのわずかな振動を感知し、噴射を停止したと、ロシアのミッション管制センターは分析している。また今回の噴射は、新しい太陽電池パドルが取り付けられた後、初の噴射でもあった。

なるほど、検知器の設定が過敏に反応したということでしょうか。 12月のディスカバリーの打ち上げにはほぼ影響なさそうですね。