フセイン元大統領の処刑、米大統領が「敵討ち」と批判 [読売]

└(自ニュF)

ブッシュ米大統領は16日放送された米公共放送(PBS)テレビとのインタビューで、フセインイラク元大統領の処刑について、「敵討ちのようだった」と述べ、処刑を行ったマリキ政権が「国家を統一し、前進しようとする政権だと米国民に納得させるのが難しくなった」と厳しい調子で批判した。

大統領はまた、「(フセイン元大統領に関する)裁判が行われたことは喜ばしいと思ったが、処刑には失望した」とし、マリキ首相に電話で直接、失望感を伝えたことを明らかにした。

何を今更、と思えなくもありませんが、米政府としてはイラク政策の軌道修正する余地を残しておきたかったところなのでしょうね。 先日もブッシュ大統領イラク政策失敗の責任が自身にあると明言しましたし、あるいはこの件もまた「失敗」でしょうか。