やっと決まったLUNAR-A中止 徹底した原因・経緯の調査が必要 [日経BP]

LUNAR-Aの開発は、探査機本体が約100億円、ペネトレーターの開発が当初の24億円という見積もりが30億円超過して、54億円となった。探査機本体は、現在開発中のGXロケット1号機のテストペイロードとして再利用する案が浮上している。また、結果として完成度の高いペネトレーターができたので、海外探査機に搭載して探査を実施するならば、開発費が無駄になったとは言えない。だから154億円が無駄にという言い方は言い過ぎであろう。

それでも、合計154億円のプロジェクトを中止するのだから、その原因は徹底的に追求し、再発防止策を策定して実施するのが筋である。LUNAR-Aの中止には、技術的難点もさることながら、マネジメント体制や組織の体質が大きく関わってきている。

衛星本体はGXのテストペイロードですか。 あれもまた開発が難航していて、更にあと何年かかるかと言うところですね。 センサー部分はともかく本体の劣化が進んでると聞きますが、これはもはや重石みたいな扱いなのでしょうか('A`)