「しんかい6500」潜水千回を達成 沖縄・石垣島沖 [朝日]

海洋研究開発機構の有人潜水調査船「しんかい6500」が15日、1000回目の潜水を沖縄県石垣島沖の鳩間海丘で行った。佐々木義高さんら2人のパイロットとノンフィクション作家の山根一眞さんが乗り組み、5時間ほどかけて水深1471メートルの海底を観察した。

しんかい6500は125億円かけて建造され、90年に初潜水。三陸沖など日本周辺のほか、太平洋やインド洋で海底の地震断層や熱水活動の調査、生物の採取などを行った。深度6527メートルの潜水記録は現在運航中の有人調査船では世界で最も深いとされる。

山根さんは「(1000回達成は)日本のモノづくりの勝利。深度1万メートル以上をめざして前進してほしい」とコメントした。

もう船齢17年ですか。 それでいて現役バリバリの記録保持者というのは、堅実な設計の証だと思います。 というか自分は船舶関係には全然詳しくありませんが、これは素晴らしい事ですね。