技術

宇宙線ミュオンを用いた原子炉の調査 [KEK]

計測は2012年2月から2013年12月まで行われました。核燃料は、①核燃料を保管するコンクリートでできた構造物や格納容器や水などと較べて高い原子番号と比重を持ち、その実効比重も3ぐらいと比較的大きく、ミュオンの減衰(物体によって吸収あるいは散乱される…

小松の技で宇宙広がれ 探査機の耐熱材軽量化成功 [中日]

JAXAが、企業や大学との共同研究を公募。同社が応じ一一年十月から開発を始めた。同社は炭素繊維を材料に、独自技術を使って素材の密度を五分の一に減らす一方、二十四層の立体的に織り上げる「三次元多層構造織物」で強度を維持。特殊な樹脂を加えて炭…

「すごい……」 美少女ロボ「未夢」のダンスに驚嘆 [ITmedia]

産総研がまた始まったようです。 デジタルコンテンツEXPOでは、Every Little Thingの「出逢った頃のように」をVOCALOIDの合成音声で歌いながら、人間のダンサー「未夢フレンズ」と一緒に、TRFのSAMさんが振り付けたダンスを披露。手足や腰を柔らかく動かした…

第4回:太陽電池を基幹エネルギーに,JAXA が2030年以降に実現へ(上) [日経BP]

SSPSに関する話。JAXAでは既に地上試験設備の設計に入っているそうです。最初の実証衛星は低軌道らしい。 関連:最終回:太陽電池を基幹エネルギーに,JAXA が2030年以降に実現へ(下) [日経BP]

NASAとGMが開発、人間に近いロボット『R2』(動画) [WIRED VISION]

米General Motors(GM)社は、NASAと協力してロボットを開発している。「工場や宇宙で、人間と共に労働できるロボット」を作るという契約に基づくものだ。ヒューストンにあるジョンソン宇宙センターで3年間にわたって共同開発が行なわれている。9キログラムの…

「夢ではない」実現可能性が増す宇宙太陽光発電──宙博の講演と展示から【前編】 [環境メディア]

(via:副長日誌 - 私的記録) は現時点でのSSPSの課題としては、(1)どのような衛星軌道を取るか、(2)どうやって軌道まで持って行くか、(3)どうやってエネルギーを伝送するか(マイクロ波は無害で環境に影響を与えないか)などといったことが挙げられる。…

三菱電機のHTV技術、米宇宙船に採用へ 60億円で米社から通信装置受注 [産経]

うおっ、来た!! こないだ聞いたばかりの話がこんな早く実現するとは。おめでとうございます。 三菱電機は22日、人や物質を運ぶ宇宙輸送船「シグナス」を製造する米オービタルサイエンス(バージニア州)から、高速飛行する国際宇宙ステーション(ISS…

ホンダが次世代型の電動一輪車「U3−X」を発表 [産経]

ホンダは24日、乗っている人の体傾き具合をセンサーで感知し、真横、斜めなどさまざまな方向へ自動的に動ける次世代型の電動一輪車「U3−X」を発表した。U3−Xは、高さ65センチで、全長31.5センチ、全幅16センチのコンパクトサイズ。充電池に…

宇宙ステーション補給機(HTV)第2号機用(2010年度打上げ予定)のLED照明2台を納入 [パナソニック電工]

パナソニック電工株式会社は、JAXA(独立行政法人 宇宙航空研究開発機構)が開発した宇宙ステーション補給機(HTV:H-II Transfer Vehicle)の第2号機用として、5月末にJAXAへLED照明装置2台を納入しました。HTVは、今年9月中旬に第1号機(技術実証機)の打…

考えるだけでロボット制御 ホンダ、島津、ATRが新技術 [ITmedia]

被験者の頭部に、脳波計と近赤外光脳計測装置を装着。「右手」「左手」「舌」「足」のうち1つを使用した運動をイメージしてもらい、脳波と脳血流の変化を同時に計測してリアルタイムに解析し、被験者のイメージを判別する。解析結果は、ホンダのロボット「AS…

人間に近い外観と動作性能を備えたロボットの開発に成功 [産総研]

産総研が始まったようです。 (1) 身長158cm、体重43kg(バッテリー含む)で、関節位置や寸法は「日本人人体寸法データベース1997-98」の青年女性の平均値を参考に、人間に近い外観を実現している。 (2) 人間に極めて近い動作を実現するため、腰に3自由度…

CAMUI型ハイブリッドロケットを利用したエジェクタ飛行実験結果について [JAXA]

北海道大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)、エジェクタロケットの共同研究の一環として、平成21年3月16日に北海道広尾郡大樹町において、NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)に委託し、エジェクタロケット小型研究用モデルの亜音速飛行実験を…

CAMUI(カムイ)ハイブリッドロケットを利用したエジェクタ飛行実験について [JAXA]

この度、この共同研究の一環として、平成21年3月16日に北海道広尾郡大樹町において、NPO法人北海道宇宙科学技術創成センター(HASTIC)に委託し、エジェクタロケット小型研究用モデルの亜音速飛行実験を実施いたします。 実験の目的は、エジェクタロケット性…

インフルエンザ、万能ワクチン開発…厚労省研究班 [読売]

これ、かなり画期的? 通常のワクチンは、ウイルス表面をとげのように覆うたんぱく質をもとに作る。接種後、ウイルスが体内に侵入すると、抗体がとげを認識して増殖を阻止する。だが、インフルエンザは、とげの形が異なる複数のウイルスが流行することが多い…

おむつ型の新型全自動宇宙トイレ…5年後の実用化目ざす [読売]

宇宙でも快適に使える新型トイレの開発に、宇宙航空研究開発機構が乗り出した。常時身に着けるおむつ型で、5年後の実用化をめざす。宇宙機構は今月、民間企業と共同で研究会を設立。将来は、寝たきり患者への応用も視野に入れている。新型トイレは、排便を…

人工衛星を利用した深海探査機の遠隔制御試験に成功 [JAMSTEC]

独立行政法人海洋研究開発機構(理事長 加藤 康宏、以下「JAMSTEC」という。)、は、技術試験衛星VIII型「きく8号」(※1、図1)を用いた深海探査機の遠隔制御システム(図2)を開発、このシステムを用いた実証試験を実施し、潜航中のハイビジョンカメラ搭載…

中型ロケット「GX」、開発継続も…宇宙開発本部が検討 [読売]

政府の宇宙開発戦略本部は、開発費の増加などで失速している官民共同の中型ロケット「GX」計画について、民間の費用負担軽減も視野に入れ、国主導での開発継続が可能かどうかを、引き続き検討する方針を固めた。27日の同本部専門調査会に示し、来月2日…

日本はLNGエンジン開発で世界のトップを走っている ビガー・ヤン氏(ペンシルバニア州立大学・機械・原子力工学部教授)インタビュー [日経BP]

NASAで使っている技術の成熟度を示す指標にTRL(Technology Readiness Level:「技術達成指標」と訳す)というものがあります。全9段階でTRL1が基礎研究段階を示し、最高のTRL9が実用システムへの適用を示します。LNGエンジン開発の現状を私なりに評価するな…

「太陽帆船」実証機、惑星間航行へ=H2Aの重り代わりに搭載−宇宙機構 [時事]

きたああああああああ 太陽の光の粒子を大きな帆に受けて進む「ソーラーセール(太陽帆船)」の実現を目指し、宇宙航空研究開発機構は8日までに、近くの惑星まで航行する実証機の準備に着手する方針を固めた。近い将来に、H2Aロケットを打ち上げる際の振…

JAXAが開発中の宇宙ステーション用補給機へLED照明の採用が決定 [Panasonic]

2005年度は、概念検討を行い実現性を確認。2006年度は、仕様目標値の策定、部品・材料の試験を実施し、開発着手に向けての目処をつけることができました。これらの結果により、ISSの照明装置(蛍光灯)に置き換わるLED照明装置の実現性が示され、2007年度か…

宇宙発電へ前進 神大教授らマイクロ波送電世界記録 [神戸新聞]

世界初の宇宙太陽光発電衛星(SPS)計画を進める神戸大学の賀谷(かや)信幸教授(59)らのチームが、衛星システムの根幹をなすマイクロ波の長距離送電実験に成功した。実験はハワイのマウイ島とハワイ島間約148キロで実施され、これまでの世界記録…

日本製の人工心臓、生存率が移植並みの好成績 [読売]

東京女子医科大学などが開発した日本製人工心臓「エバハート」を装着した心臓病患者の6か月生存率が89%、1年生存率が83%に達し、心臓移植並みの好成績を挙げていることがわかった。脳死での臓器提供の少ない日本で、人工心臓が移植の代替医療となる…

ウイルス使わずiPS細胞 山中教授ら、マウスで作製 [朝日]

ウイルスを使わずに万能細胞(iPS細胞)を作り出すことに、京都大の山中伸弥教授らがマウス実験で成功した。がんになる恐れのあるウイルスを使わない作製法は世界で初めて。医療への応用をめざし、安全性を高める一歩と期待される。9日付の米科学誌サイ…

JAXA、120時間連続着用できる国産初の宇宙服開発へ [日刊工業新聞]

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、120時間連続で着用できる次世代の船外活動用宇宙服を開発する方針を固めた。宇宙服は現在、生命維持装置の電池や酸素などが約8時間しかもたないが、その15倍の長時間着用となる初の国産宇宙服の開発を目指す。2…

宇宙太陽光発電の実用化に一歩前進、ハワイ諸島間で太陽光エネルギーの長距離転送実験に成功 [Technobahn]

研究グループは宇宙太陽光発電の実用性を紹介する実験の一環として、米科学専門放送局、ディスカバリー・チャンネルの資金提供を受けて、太陽光を集積してレーザービーム変換する装置と、レーザービームを受光してそれを電力に変換する装置を製作。その上で…

ロケットの空中発射、実用研究に着手 経産省が来年度 [朝日]

ロケットを航空機に取り付けて上空で発射する「空中発射システム」の実用化研究に、経済産業省が来年度着手する。発射場所の制約を受けず、小型衛星を低コストで臨機応変に打ち上げられる利点があるという。通信、環境観測、災害監視など新たな衛星需要を生…

ソニー、ウォークマン専用端子の仕様を他社に公開−他社が周辺機器を製造できる「Designed for Walkman」 [AV Watch]

ソニーは8日、ウォークマンが備えている専用端子「WM-PORT」の仕様を公開し、他メーカーがウォークマン対応の周辺機器を製造できるようにするライセンスプログラム「Designed for Walkman」を開始すると発表した。これを受け、ロジテックは10月上旬より順次…

LNG(液化天然ガス)エンジン用ガス発生器単体燃焼実験の結果について [JAXA]

LNGエンジンガス発生器単体の実フライト時間相当の作動確認を目的としています。 今回はガス発生器が正常に着火することを確認しました。 度重なる延期・開発費用の増大により開発中止も取り沙汰されているGXロケットですが、その新型ロケットの要であるLNG…

米空軍、次世代スペースシャトル「X-37B」の初打ち上げを11月に決定 [Technobahn]

米空軍は軍専用のスペースシャトルとしてボーイング社と共同で開発を進めてきた再利用可能な無人宇宙船「X-37B」の初打ち上げを11月に実施することを決定した。X-37BはアトラスV(Atlas V)型ロケットに搭載された上で11月にカリフォルニア州にあるエドワー…

プレート内地震、頻度低く調査や予測困難 [朝日]

今回の岩手県沿岸北部の地震は、日本列島の下に東側から沈み込んでいくプレート(岩板)の内部で起きた。プレート内地震とよばれ、6月の岩手・宮城内陸地震のような活断層型やプレート境界型地震とはタイプが異なる。 八木勇治・筑波大准教授の解析によると…