国際協力による有人月探査は様子見 JAXA宇宙探査シンポジウム [日経BP]

アメリカの有人月探査計画には、もう一つの問題がある。次のアメリカ大統領選挙が迫っており、次の大統領が、ブッシュ現大統領の提唱で始まった有人月探査計画を、支持するかどうか不明という点だ。

現在、共和党ブッシュ大統領が2期目の任期を務めている。次の大統領は共和党ではなく、民主党から選出される可能性は高い。そして、過去の例を探るならブッシュ(父)大統領から、民主党クリントン大統領に交代した1993年に、ISSクリントン大統領の命令による大幅規模縮小という、大混乱に巻き込まれている。

ホント、これが一番心配ですよねえ。 あとはやっぱり、有人技術までおんぶにだっこじゃ実質お金だけ出して月旅行を買うなんてことになりかねませんから、基幹技術は最低限独自開発するべきなのも当然だと思います。