ファルコン1、打ち上げ成功? [sorae.jp]

アメリカのベンチャー企業が開発しているロケットの試験機2号機の打ち上げが行われたようです。

Spaceflight nowなどによると、打ち上げられファルコン1ロケットは順調に飛行していたが、第2段エンジンが予想よりも早く停止したため、予定の軌道に到達することができず、打ち上げは失敗したようだ。

ただ、第1段エンジンの分離、第2段エンジンの点火、ペイロードの分離は全て確認され、ファルコン1ロケットも高度300km前後に達したと思われ、SpaceX社のイーロン・マスクCEOは「私は今回の打ち上げは成功だと思う。今回の打ち上げで、90%の技術が立証され、今後さらなる試験を行うつもりはない」と述べ、「今日はSpaceX社にとって、素晴らしい一日となった」と語った。

SpaceX社は今後、ファルコン1ロケットが低軌道に到達したかどうか、そして、ファルコン1ロケットの第1段が大気圏再突入したかどうかを調査し、情報を公開する予定。

1号機では燃料漏れを起こし発射数十秒でエンジン停止・墜落しましたが、今回はかなりいいところまで行ったようです。 打ち上げ動画を見てみると、第2段燃焼中に徐々に振動が大きくなっていくところまでが見られます。 軌道に乗ったのかどうかはわかりませんが、とりあえず衛星分離までは行ったようですね。