クローズアップ2007:北朝鮮口座、凍結解除 核優先の政治決着 [毎日]

05年9月に金融制裁が始まって以来、北朝鮮は執ように解除を要求し、ミサイル発射実験や核実験などの「瀬戸際戦術」を続けた。米財務省が凍結解除を発表した14日以降も、北朝鮮は「全面解除されなければ核活動は停止しない」(17日・金桂冠(キムゲグァン)外務次官)と強調。19日の6カ国協議の全体会合では「BDA問題が確実に解決されてこそ、信頼構築できる」(金次官の基調演説)と制裁解除を前向きに評価した。

金融制裁の全面解除が発表された19日、在日本朝鮮人総連合会機関紙「朝鮮新報」(電子版)は北京発の記事で、テロ支援国指定解除のプロセスも始めるよう米国に求めた。北朝鮮は、米国との国交正常化に向けて新たな揺さぶりをかける可能性もある。

アメリカはBDA金融制裁は核問題とは関係ないと言っておきながら結局凍結解除。 資金は監視下に入ると言いますが、実績を鑑みるにとてもそんな楽観視できるものではありませんね。 ウランの棚上げもそうですし、北朝鮮からすれば瀬戸際外交成功ですよ。 今後ますます図に乗る様が目に浮かびます。 核開発凍結もとんだ骨抜きですし、そんなので援助をしてしまう6者協議なんてむくれた北朝鮮にお小遣いをあげる機関。 存在価値あるんでしょうか?

北朝鮮、「不純な策動」と日本批判 孤立化させる狙いか [朝日]

北朝鮮朝鮮中央通信は20日、「6者協議の合意事項履行を破綻(はたん)させようとする不純な策動」と題した日本非難の論評を伝え、先にハノイで開かれた日朝国交正常化作業部会などで日本が拉致問題を最優先課題に取り上げていることを批判した。前日に米国がマカオの銀行にある北朝鮮関連口座の全面凍結解除を発表したことを受け、6者協議で日本を孤立させる狙いと見られる。

論評は、拉致問題の進展がなければ先月の同協議で合意した北朝鮮への経済・エネルギー支援に参加しない、とする日本の基本方針について、「我々は日本に支援を要求したことも、日本から支援をもらう考えもない。支援をしようがしまいが、我々の経済発展に大きな影響はない」と批判。そのうえで植民地支配下の強制労働や慰安婦問題など「過去の清算」を優先させるべきだと迫った。

ほら、早速カネカネキンコをご所望ですよ。