小惑星に挑んだ「MINERVA」はこんな大きさ [ITmedia]

思ってたよりもずっと小さいなあ。 カンヅメくらいの大きさしかありませんね。

制御には日立製作所(現ルネサステクノロジ)の「SH-3」マイコンが使われた。電磁波試験に通ったものだが、特別な宇宙仕様ではなかったという。コンデンサーやカメラなども国産の民生品を採用するなど、宇宙用部品は太陽電池くらいだという。「この中には日本の技術がたくさん入っている」(JAXA宇宙科学研究本部宇宙探査工学研究系の久保田孝助教授)

ロボットと小型化は日本のお家芸だ。JAXAは今年以降、ロボットの宇宙利用を進めていきたい考え。月面を走行する探査ローバーの開発や、MINERVAをさらに小型化したマイクロロボットによる探査計画なども考えている。MEMSなど日本の技術を駆使したマイクロロボットを他国のロケットに載せて打ち上げてもらったり、人工衛星に積んでおいて異常時には飛び出して調査する──など、構想は広がる。

ミネルバはもともとNASAのローバーが開発中止になったためにほとんど予算の無い状態で試行錯誤をしながら完成させたそうですが、ありふれた素材を用いながらも斬新さにあふれた設計は独創性の塊ですね。 改めて、イトカワに届かなかったのが本当に残念です。 低重力の環境では非常に使い勝手が良さそうなので、今後の探査計画にも活かされてほしいですね。